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夫婦関係が悪化した際、妻側からも夫側からも聞こえてくるのが「結婚前はこんな人じゃなかった。結婚したら変わってしまった」というお話です。
このような不満が離婚にまで至る方の多くが「スピード婚」「出来ちゃった婚」と言われる方です。

そんな中で扶桑社のSPA編集者から、「劣化妻」の企画をするので相談に乗って欲しいという連絡を受けました。
劣化という言い方はかなりインパクトのある表現ですが編集者の方とも意気投合し、協力させていただくことになりました。

記事に例示されている妻の劣化内容は、主に「妻の見た目が劣化した」、「妻が優しくなくなった」、「妻が結婚後下品になった」「家事をろくにしなくなった」」というものでした。 専業主婦なのに家事をしないなどは、家庭生活を営むうえで必要最小限なことを行わなくなることは確かに結婚生活を破綻させることになりますが、記事で挙げられている劣化内容には正直これは夫のわがままだなと思うものもありました。
ただし、客観的にみるとわがままなことを夫が言うのにも理由があり、結婚前はなんて素晴らしい女性なんだろうと夫が思うような女性の態度が、男性をわがままにさせているという事情がありました。

結婚前にあまりにも理想的な女性だと、そんな完璧な女性などいるはずがないのに勘違いしたまま結婚することになります。
しかし、結婚して毎日演技や努力を続けるわけにもいかず、夫からすれば「劣化した」と思ってしまうのです。
このような努力をする女性の特徴として、結婚することが目的になってしまっていて、永続的な円満な家庭を持つことが目的になっていないという点です。
結婚したくて努力する気持ちはわかりますが、やり大切なのは幸せな結婚生活を送ることです。そして幸せな結婚生活はただ結婚しただけでは得られません。
また、結婚する目的が、仕事や社会から逃げるためという女性には要注意です。

スパの紙面にて、劣化しそうな女性の特徴としてあげたのは以下の通りです

結婚適齢期にこだわる

結婚自体が目的となっている

責任のある仕事に就いた経験がない

実現の可能性が低い夢を語る

楽に取れそう、もしくは流行りの資格を求める

お稽古事や料理教室が好き

受験などで努力した経験がない

以上は、離婚の相談を受けていて、男性側から、結婚後変わってしまったという妻のそうだを受けた際に、よくあがる妻側の人間像です。
だったら、以上の特徴のある女性は避けて結婚すればよい、と思われる男性もいると思いますが、以上の特徴は、男性から見ると、「家庭的で魅力的な女性」に見えるので、さらに要注意です。

やはり結婚前に相手をよく見極めることと、結婚を意識したらお互いに少しずつ本音や本性をさらけ出すということでしょう。この作業を事件かけてやっていれば「劣化した」と結婚前との違いが生じたとしても想定の範囲内の劣化におさまります。

この点、記事の中の女性座談会で倉田真由美さんがおっしゃっていた「男性はこれだけは劣化して欲しくないというポイントを自覚して、その分野での努力を苦に思わない女性を選べばいい。それ以外の劣化は目をつぶってあげましょう」という言葉が正に核心をついていると思いました。

スピード婚、出来ちゃった婚も多くなっていますが、やはりお互い時間をかけ、相手のことをよく見極めて結婚し、お互い想定の範囲内の劣化を受け入れれば、結婚生活を長く円満に行えるのではないでしょうか。

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